たちばな会は師範科を修了した方達の勉強会です。毎年3月と9月に新しい分室長が誕生しますが、それに合わせて4月と10月は基礎の押さえと称して既存の分室長の確認にもなるように勉強会を開いています。
まず前期専門科の時間割の中から、他人に着付ける時に必要なものの利点を説きながら小物の選び方、下着の着け方などの基本的な確認をして準備、着付けます。
先月は大きな着物を小柄な方に着付けるテクニックを学びましたが、今月の他装のトラブル解消法は小さい着物をどうしたら上手く着付けられるのかがテーマです。
そうは言っても身体の大きな人に小さい着物を上手く着付けるのは無理です、お知り合いの方なら前もって紐を付けたり縫い止めたり、仕立て直すなりのアドバイスをしたいものです。ですが大概初めて会ってその場で「アレ小さい」となる事が多いようですので少しでも良く見えるように着付けます、実際にだいぶ小さい長襦袢と少し小さい着物を工夫しながら着付けていただきました。勉強になりました。
＊お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください＊
着付の名門 木久学院
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