木久学院の師範科コースは1年間。知識と技術の研鑽を積み修了する時には自分の教室を開業することができますが、講義や査定が何回もありとても忙しい1年間です。
今日は午前中に解説をつけながら留袖を着付ける「留袖の解説付き他装」の査定がありました。各教室で解説しながら小紋の着物に名古屋帯を締める自装の査定をしていますが、違う先生に説明するのは初めてですので緊張するようですが無事?終わりました。
午後は「基礎科セミナー」基礎科の生徒指導の為の講義です。自分の教室を持った時に困らない様、基礎科の時間割に添って内容の確認とアドバイスがありました。
木久学院の着付けで大事なことは器具といわれる着付便利グッズを使わず、昔から家にある腰紐や伊達締めなどの馴染み深い小物を使った手結びの着付けです。
初めは浴衣に半巾帯から織の着物、染めの着物に進み、帯も名古屋帯から袋帯へ、最終的にはミセスの第一礼装の留袖が着られるようになって終了となります。始めは上手く着られないので、クリップや仮紐などの補助するものを使いますが、慣れてきたら仮紐1本で仕上げられます。
基礎科セミナーの次は和服地の講義が待っています、忙しいです。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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TEL: 054-255-9211