木久学院は毎月、たちばなの会で着付けの研究や技術の確認、着物と着物まわりのモノについての勉強をしています。
今月は基礎の押さえ他装編の予定でしたが、コロナの感染予防の為にお休みをしていた4月の基礎の押さえ自装編と、まとめて基礎の押さえの確認をすることとなりました。
自装はひとまず着物を着ることが大事ですから着付ける手順を覚えてもらいます。慣れないうちは着物を着るにあたりやりにくいところ、手が届かないところをゆっくり丁寧に説明して、また一緒に何度も繰り返しやってみることで理解してもらえたり身体が覚えてきます。
自装で大切なことは自分の身体に合った寸法の物を身につける事です、丁度良い物を着たり締めたりすることで上達が早まりさらに着ることが楽しくなります。
他装で一番大切なのは体型補正ではないでしょうか、ひとりひとり体形が違いますから難しいですね、ウエスト周りや背中のくびれを埋めたり胸やお腹を押さえたりして体型を整えてから着付けをします。他装も自装と同じで身体に合った寸法のものが一番着せ易いです、他人に着付ける時は多少着物が大きくても着付けることが出来ますが、小さい着物はそれなりです、大きくすることは出来ないので前姿を良く見せるように着付けます。
他装は着物も帯もその他全てのものが他人の物なので特に丁寧に扱う事を心がけて着付けます。他装の基本がしっかり出来ていれば自信を持って着付けることが出来ます。着付け小物は着物便利グッズなどがあることもありますが使いこなせるように練習しておきます。
*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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