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木久学院の着付け研究会 たちばなの会「成人式の着付け」

2019年11月18日 ブログ
木久学院の着付け研究会 たちばなの会「成人式の着付け」 木久学院の着付け研究会 たちばなの会「成人式の着付け」

月に一度行われている木久学院のたちばなの会。今月のテーマは「成人式の帯結び」です。二十歳の記念に多くの方が着られる「振袖」この振袖に合う帯結びの勉強会です。
今年も残り二カ月を切り、毎年この時期は年明け早々にある成人式の着付けに絞り、振袖の着付けと帯結びがテーマになっています。参加者が一年で一番多いテーマです。
今日は振袖の帯結びと帯揚げ、帯締めの仕上げ方に絞って行いました。


帯結びは9月のイベントで披露された創作帯結び『アニバーサリー』を、学院オリジナルの仮ゴムと仮紐を使った結び方を披露しました。学院オリジナルの仮ゴムは、帯結びで使用するのはもちろんですが、補正のタオルの仮止めや、おはしょりの仮止めなど幅広く利用できる優れもの!ですが、近頃は着付け用小物として帯結びの為の便利グッズ「三重ゴム」というものが浸透し三重ゴムを使うことがほとんどのため、三重ゴムを使った場合の結び方も披露しました。この三重ゴムを使った帯結びは早く出来ますが、帯によっては背中から離れてしまったり浮いて見えたりするので研究が必要です。もう一つの帯結びは、このたちばな会の為に考えた新型の帯結びです。綺麗なドレープと文庫の羽根が特徴で、帯結びの基本を少し外した新しい発想で仕上げてあります。この帯結びも仮ゴムを使った場合と三重ゴムを使った場合を結んでもらいました。


現代の帯締めの主流は丸組紐に飾りが付き、飾りの横から数本に分かれているものです。先ず飾りの上下があるかを確認をします。上下が無いものは胴に巻いた帯の柄の位置を見て、柄が少ない場所で飾り結びをすると華やかになります。帯揚げは絞りが多く、いろいろな形に仕上げることが出来ますが、安全性を考えると帯の外にかかる形は落ちやすいので、帯の中に仕舞う形に仕上げると良いでしょう。

 

成人式に着られる振袖には欠かせない華やかな帯結びの形は多くありますが、式典当日は車などで移動しますから崩れないように仕上げることが一番です。新しい帯結びも帯を選びます。どの帯でも出来るわけではありませんが、適した帯には結べるように練習しておきます。(詳しい結び方はホームページとInstagramに掲載しています!)
今月は振袖の帯結びと小物の仕上げ方を勉強したら、いよいよ12月は成人式の着付け「振袖全般の着付け」の勉強です。

 


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