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木久学院の着付け研究 たちばな会 『基礎の押さえ 他装編』

2019年10月21日 ブログ
木久学院の着付け研究 たちばな会 『基礎の押さえ 他装編』 木久学院の着付け研究 たちばな会 『基礎の押さえ 他装編』

月に一度開催しているたちばな会ですが、10月のたちばな会は新米分室長の為の基礎の押さえがテーマですが、ベテラン分室長も基本の確認、お休みしていた分室長の技術の見直し等、忘れている事を思い出す大切な月です。
前期専門科のカリキュラムから、染めの着物に九寸名古屋帯と袋帯を締めました。
着付け上の注意として、必ずしておきたいこと、そこは拘らなくてもいいところ、少し細かく「いまさら?」と思われそうな事も取り入れてみましたが、皆さんとても熱心でした。


長襦袢の着付けだけでも、半衿の合わせでは持つ位置や手元の角度が、胸紐を締める時は脇のタックや後ろのシワの寄せ方、裾つぼまりの仕方、伊達締めのあて方など様々な注意点があります。着物でも着丈を決めるときの持ち手の高さ、位置から、おはしょりの上げ方 作り方、襟の合わせ、半衿の出し方、おはしょりの整え方、などなど。帯に至っては、準備段階の帯の畳み方、持ち方、巻き方、結び方、枕の当て方、一つづつ挙げるとキリがありませんが、細かく解説、実演、質疑応答がされました。


後期専門科のカリキュラムからは、振袖に基本の文庫結びです。
振袖は袂が長い為に肩先に重みがかかり、襟元が引っ張られて崩れやすいのと、若いお嬢さんの着物ですから襟元もきっちり合わせ若々しく着付けます。基本の文庫は左右対象に、ヒダもひとつだけのシンプルな帯型ですので寸法取りに注意が必要です。

やることの一つ一つに意味があります。何故そうするのか、何のためにするのかということをきちんと理解することで着付け方って変わります。



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